沖縄本島サイクリング(その1?) |
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自転車 写真 沖縄本島サイクリング |
せっかく実家帰省したので、その地元を自転車で走ってみようとさっそく行って来ました。
ルートは沖縄本当南部の周回。
とりあえず、県道331号線にのっかる為に奥武山まで飛ばしていく。。おおはえー!豊見城市内に入るまで1時間かからなかったなぁなんて思いつつ、ここまでが平坦なルートな事に甘えてました。
糸満市内にはいってひめゆりの塔向けに走ってたんですがこっから小さなアップダウンが細々と。。。きっつー&あっつー
と嘆きながらなんとかひめゆりの塔へ到着。そこから帰る途中で見つけた大渡海岸を一応のゴールとしました。
そっからはほんと夏ばてとの戦いで、与那原向けへ走っている途中でコンビニ休憩のつもりが30分くらい寝てました。
まぁ休憩をたくさん挟んで識名経由でどうにか帰ってこれましたとさ。
【走行距離】65.71km(猫目表示)
【走行経路】自宅→奥武山→豊見城→糸満→南条→与那原→識名→自宅
【車種、車名】GIANT Escape R3
【日時】2009/05/03
【天候】晴れ
【走行時間】3時間11分(猫目表示)
前置詞 |
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英語 本 |
これ 役に立ってんだぁ。 中は全部イラストなんだけど。
on と in と at 、その3つだけ、この本にあるのは。
これ読んでから、簡単な動詞+前置詞ってのがわかってきた。
前置詞に意識がいくようになった。
前置詞で、位置や方向をハンドリングするといった感じ。
ハートで感じる英文法 に近い。
あの ハートで感じる英文法では、a と the の違いがよくわったなー。
ブックオフの古本で800円ほどだった。 前の人がよく手放したと思う。 これは持っておくべき本だろう。
・ グラスの底にくっついたコースターは、on 。 on the bottom of the glass
・ 調子が悪いとき、 in bad health
例の如くジャケ買い |
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Amazon 本 |
サクサク読めて,早く最後まで読みたいと思わせるとか気分を紛らわせるという意味で,エンタメ小説としてはまあまあ。
ただ,内容の深みやオリジナリティ,登場人物の魅力という意味ではイマイチ。
特に登場人物が薄っぺらいというか,まともな大人の言葉遣いや行動,思考じゃないだろっていうのが結構あって,感情移入できなかった。
あと,オリジナリティがゼロ。
主人公の過去や犯人の動機,“ストロベリーナイト(ネタバレになるのでそれが何のことかは書かないが)”の内容などなど,どれもどこかで見たようなものばかり…。
文章は,表現力には欠けるけど,警察小説だし,逆にストレスなく読める軽さがよいとも言える。
読み進める快感だけあって,あとには何も残らないジャンク小説。
活字中毒でミステリ・サスペンスばっかり読んでる人にとってはいいのかな。
同じ系統だっら,桐野夏生や東野圭吾の方が数段上。
とはいえ,シリーズものは続きも読まないとなって気になるし,青春小説も書いてるようなのでそっち方面はどうなのか読んでみようと思わないでもない。
この人の本,タイトルがキャッチーで表紙もいいから,本屋に行くといつも目に留まっちゃうんだよなぁ。
竜頭蛇尾 |
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Amazon 本 |
できるだけ本は買って読む主義なのだが,薄い本やスラスラ読める本だと立ち読みで全部読めてしまうことがある。
この本もそうだった。
教師ものには興味があるのでちょっと手に取って読み始めたら最後まで読んでしまった。
掴みはOKだった。
前半部分を読んだときは,民間企業から転職した教員が学校現場の現実に直面して,ここがおかしいとか逆に世間からは批判されてるけど実際はめっちゃ大変なんだってことを描いた,『ブラックジャックによろしく』の学校版みたいな話なのかと思って期待した。
だけど,それは前半だけ。
話のメインは主人公に対する嫌がらせ(怪文書)事件を巡る3流ミステリーに・・・。
尻すぼみ。竜頭蛇尾。
後半に行くにしたがってダメになった。
最終的な落ちについても“意見としては正しい”けど“小説として面白くない”。
133 |
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本線 0-200 |
ただ、一度でも心に衝撃を与えたかっただけだ。
どういう形でもいい。
「お前、ほんとに抵抗しないのか」
「…っ、ぁがっ」
しかし、首を絞めているのに抵抗しないとは…よっぽど師匠に仕込まれたか。
何かふつふつと沸いてくるものがある。
腕の力を緩めると、相手は苦しそうに肩で息をついた。
「はっ…がはっ……」
「俺の命令は絶対か」
「…ぅっ、術士の命令はっ…!ぐぅ」
驚きに見開かれた目。
なんだ、感情が無いわけではないらしい。
表情が歪むのがおもしろくなり、つい何度も締め上げた。
「……なん…で…」
「気に入らないんだよ」
ほとんど意識が飛んでいる相手は、虚ろに空を見ている。
聞こえているのか解らないが、耳元で囁く。
「ラウド、お前は俺が必要な時にしかいらない」
「…イラナイ……必要な時だけ…」
「そうだ、必要な時だけいればいい」
死ぬまでに読みたい本1001冊 |
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本 メモ |
何歳まで生きられるかとか,自分が歳を取ったときの個人的・社会的状況(経済力・健康・年金制度など)によって読めるかどうか。
原著で読む能力もその気もないので,翻訳されてないものは無理だし。
これが絶対的に正しいってわけじゃないだろうから,自分的には読まなくていいやってのも,他に読みたい本・読むべき本もある。
その中で,何を優先的に読むかって問題もある。
特に,これは世界中から選んでいるので,日本人としては読むべき日本の本が他にたくさんある。
それに,小説以外の本もあるし。
当然,読書だけが人生のすべてではない。
そう考えると,仮に80歳まで健康で,65歳定年,15年間は働かずに貯金や年金,子どもからの仕送りなどで暮らせるとして・・・,半分くらい読めればいいかなって感じ?
乾くるみ 【ネタバレ注意】 |
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Amazon 本 |
いわゆるジャケ買い。
仕掛けはちゃんとしてるけど,じゃあストーリーの内容そのものに中身があるの?っていうと特にない。
登場人物の恋愛観も微妙。
仕掛けだって,オリジナルってわけじゃないでしょ。
これとは逆ヴァージョン(違う人っぽく書いて実は同じ人だった)は,俺が知ってるだけでも2冊(『慟哭』『水没ピアノ』)あるし。
同じ人っぽく書いてて実は別人だったってのも探せばありそう。
まあ,この人も別にオリジナルであることにこだわる人じゃないだろうから,そういうしたたかさは嫌いじゃないけど。
こっちの方が『イニシエーション・ラブ』よりは面白かったな。
やっぱり仕掛けは上手い人だよね。
心に残るものや感情移入は特になかったけど,普通に楽しめるエンターテイメント小説ではあると思う。
まあ,この人の本は特に何かない限りもう別にいいやって感じ。
デンマークとオランダ |
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デンマーク オランダ ワークシェア 幸福度 福祉先進国 社会民主主義系資本主義経済 |
デンマークとオランダ 世界一幸せな国 ワークシェア先進国 知ってる?
あいのり で見た 警官もワークシェア=パートタイマーだって
823.1 |
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本線 801-900 |
ふっと眠りから醒めて…意識を失う前に何があったか思い出し飛び起きる。
「んぐっ!!」
ぎりっと皮の軋む音。
冗談じゃない。
「ぐっ!…むうっ!!」
暫く暴れてみても緩む気配すらない。
ご丁寧に主要な関節を固定し、目隠しと猿轡まで噛まされている。
無傷で捕まえる気なのか。
よっぽど注意深く気配を探らないと逃げられないか。
動きを探るため意識を集中して、程なく。
複数の足音が近づいてきた。
足音はすぐ近くまで近づいて止まる。
「こいつが探していた二人の内の、術士か?」
「はっ、間違いありません」
「こいつが…術を二つも葬ったヤツか」
厄介なのに捕まった…
随分前にやりあった同類を裏で支援しているヤツららしい。
最近のひんぱんな襲撃もこの支援者の仕業か。
「ええ、もし同じ計画の行方知れずの術だとしたら一番完成に近い」
「術士がいるのなら、術もこの街のどこかにいる。急いで探せ!」
甘いな。
悪いが、何もなければ隠し通せる自信はある。
ラウドがそう簡単に勝手に出てくるわけが無いし、今は「3人」で旅をしているのだ。
やつらが「二人組」に目が向いている限り見つからない。
問題はやはり…
「術士はどうしましょうか?」
「再調教だ、早朝にその場がある街に移動する」
術を扱う「術士」に替わりはいない。
対になる術士がいれば、術は手足のように扱える。
朝までに何とかしなければ…
「了解しました、では念のため逃げられないよう『香』を焚いておきます」
言い終わらないうちに重い樹脂の匂いがする。
催眠術用の樹脂の匂い。
943.5 |
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本線 901-1000 |
「お、帰ってきたようだの」
「みたいだな」
「ただいま。あーびっくりした」
宿の部屋で留守番をさせていたパンドラが、フェイトと一緒に屋根の上にいる。
やはり連れて行くべきだったかなぁと反省。
「いやーすごかった、大バトルになっちゃって」
「ああ、そういえばかすかに歌が聞こえてきたのぅ」
「あの歌声はリュートだったのか」
歌と踊りの大バトルは一方的な終結になってしまったが、また機会があれば聞けそうだ。
なぜなら…
「んで、お相手がシグさんだったのには驚いた」
「は!?」
「そんでもって、よく見たらブレスさんもいた」
「なんでまたこんなところに…」
フェイトが驚いているのも無理はナイ。
「…放浪癖があるブレスまで捕まるとは…何事じゃ…」
とりあえず同族の事情に詳しいパンドラも驚きを隠せない。
同族でもかなり有名な風来坊らしいブレスさんが見つかった時点で事件のようだ。
「そうそう、シグさんからパンドラに伝言」
「む?」
「言えば解るって言うんだけど、『母体の手がかりが見つかった』だって」
「あい解った。すまないの月唯」
347.2 |
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本線 301-400 |
リュートに呼ばれた。
起きようとすると、ひっかかる感じ。
「コラ、ぼーっとするなよ」
見上げたリュートに赤い影のようなものが見えた。
しかし、まばたきすると消えてしまった…気のせい?
自分の手を動かし、何も異常がないことを確かめる。
「いくぞ」
不審に思ったのか声を掛けられた。
その背中を追いかける。
夜は寒い。
人に見つからないように、影を選んで進んでいく。
ただ、誰かに見られている気がずーっと離れない。
それは人けが無い場所に出るまで続いた。
「さて、始めるぞ」
つっと背中に緊張が走る。
いつもなら目の前が真っ白になって、リュートの声しか聞こえない。
嫌いで好きなイヤな一瞬。
いつものように……
メリッという音が耳元で響いた。
一瞬遅れて叫ぶ声。
動けない体をおそるおそる見ると……もう一人の自分が自分と中途半端にくっついて……
村上春樹スピーチ |
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Quote 本 メモ |
僕は小説家として − あるいは嘘の紡ぎ屋として、エルサレムにやって来た。政治家や外交官も嘘をつくけれど(すみません大統領)、小説家のそれは違う。
小説家の嘘は告訴されないし、またその嘘は大きければ大きいほど、賞賛も大きくなる。彼らの嘘と小説家のそれとの違いは、それが真実を明らかにするところ − 全体の中から掴み取るのが難しい真実をフィクションの世界で紡ぎ出すところ、にある。だが、小説家はまず、自分たちの嘘を明らかにするところから始めなければならない。
今日は真実を話そう。そんな日は1年のうちほとんどないことだけれど。
この賞を受けるのかどうか、僕はガザでの戦闘のことで忠告を受けた。それで自分にこう問うた:イスラエルを訪れるのは適切なことか?それは一方の立場を支持することにはならないか?
僕はいくらか考え、来ることに決心した。僕も多くの小説家と同じように、人に言われたこととは反対に行動しやすい。自分の目で見て、手に触れたものしか信じないような小説家にとって、沈黙するよりは来てみること、来て話すことのほうが自然なことなのだ。そして僕は、立ちはだかる壁とそれにぶつかって割れる卵となら、その壁がどれほど正当でまた卵がどんなに誤っていようとも、卵の側に立つ。
僕たちはみな、割れやすい殻の中にかけがえのない魂を持ち、それぞれに高い壁に立ち向かっている卵なのだ。その壁とは、人としてそぐわないはずのことに人々を強制させる「システム」のことである。
僕が小説を書いている唯一の理由は、人が持つ最も尊い神性を描き出すことにある。僕たちを巻き込む「システム」に対して、その神性のかけがえのなさで満たすことだ。− そのために僕は人生を書き、愛を書き、人々に笑いと涙を差し出す。
誰もが立ちはだかる壁に対し望みを持てない:それは高すぎて、暗すぎて、冷たすぎる、僕たちはそんな割れやすい卵なのだ。だから暖かみや強さを得るために、心を繋ぎあわせなければならない。僕たちは自分たちの「システム」にコントロールされてはならない。それを作り出したのは僕達自身に他ならないのだから。
僕の本を読んでくれたイスラエルのみなさんに感謝しています。この場が何かの意義をもつことができればと思う。僕がここにいる理由とともに。
"Novelists aren't the only ones who tell lies - politicians do (sorry, Mr. President) - and diplomats, too. But something distinguishes the novelists from the others. We aren't prosecuted for our lies: we are praised. And the bigger the lie, the more praise we get."
「嘘をつくのは小説家だけじゃありません。政治家も——失礼、大統領閣下——外交官も嘘をつきます。でも小説家は、他の人たちとは少し違っています。私たちは嘘をついたことで追及を受けるのではなく、賞賛されるんです。しかも、その嘘が大きければ大きいほど、賞賛も大きくなります」
"The difference between our lies and their lies is that our lies help bring out the truth. It's hard to grasp the truth in its entirety - so we transfer it to the fictional realm. But first, we have to clarify where the truth lies within ourselves.
「私たちの嘘と彼らの嘘との違いは、私たちの嘘は真実を明るみに出すためのものだ、ということです。真実をそっくりそのままの形で把握するのは難しいことです。だから僕たちはそれをフィクションの世界に変換するんです。でもまず手始めに、自分たち自身の中のどこに真実が潜んでいるかを明らかにしなければなりません」
801.5 |
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本線 801-900 |
極々弱くしたカンテラの光が目に入る。
窓の外はまだ白みもしていない。
あの後結局、衝動に流されて見られてしまった。
溝は埋まったかもしれないが、あんな姿を見られたのは正直言って…
考えても収まらないので軽く水を被ってくることにする。
起こさないように静かに部屋を出てドアを閉めたときだった。
「夜中はお楽しみでしたね」
心臓にものすごく悪い、とんでもないセリフが飛んできた。
本当に嫌なタイミングで。
「ユイ…いつからそこに居た」
「フェイトが戻ってきてすこしたった後かしら?そこからずーっと」
ということは、まさかとは思うが。
嫌な予感がする。
「………聞いたのか?全部」
「ばっちり☆」
801.4 |
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本線 801-900 |
暫くその場に立っていた。
部屋に微かに苦しげで泣きそうな吐息。
ああ、こいつは感情を正確に表現できないんだった。
狭い世界で過ごしているから無くなる事には敏感だ。
ラウドの世界の中心は自分なのだ。
「気がつかないとでも思ったか?」
ぎゅっと力を入れてつぶった目じりににじんだ涙を拭いてやった。
と、突然拒むように腕を突き出してきた。
しかし、それほど衝撃はない。
ラウド本人も何をしたのかわからず混乱しているようで、目を見開いて固まっている。
ただ、無意識なのか自分の服をしっかりと握り締めて離さない。
寂しくて、居なくなるのが怖くて。
そんな声がしたような気がする。
気がつけば肩を掴んで、押し倒していた。
必然的に見下ろす形になる。
「俺はお前の傍から離れないし、お前を置いていかない」
だから心配するな。と、頭を抱きかかえるようにして撫でながら言った。
ゆっくりと服を掴んでいた手の力が抜けていく。
「…ほんと、に?」
泣きそうなかすれた声で問いかけてくる。
「ああ、最期まで傍に居る」
落ち着くまで暫く肩や背中を撫でていた。
かなり長い時間そうしていたような気がする。
いつの間にか、腰に腕をまわされて離さないように抱きつかれていた。
その手を、体温を妙に意識する。
気づかれないように押さえてはいるが、正直耐えられる自信は無かった。