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Renderosity (レンダラーシティー) の sity

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university にも sity  ユニバーシティーは総合大学。 単科大学は カレッジ。

diversity にも sity   ダイバーシティー は多様性。


 推測するに、sity は、"多種多様な集まり" "多様な状態" を意味する。

 Renderosity は上の2語に語呂と意味を近づけた造語なんだろう。


 グーグル翻訳の発音では 普通に、「レンダラーシティー」

● 発音 : http://translate.google.co.jp/?hl=ja#en/ja/Renderosity


 「ユニバーシティー、レンダラーシティー、ダイバーシティー」、と覚えておけばOKでしょう。

 (多様な学問、多様なレンダリング、種々雑多な多様性)


 ダイバーシティーのシティーは 街 じゃなくて、多様な様(さま)。


 obesity (オビシティー 肥満) にも sity   これは脂肪の集まり ということでしょう。

 内臓脂肪、皮下脂肪、あごの下の脂肪、二の腕の脂肪、太ももの脂肪、多様な脂肪の集まり、

 それが肥満。


● 発音 : http://translate.google.co.jp/?hl=ja#en/ja/Obesity



 これは覚えやすい。 脂肪の帯、帯してぇー、と覚える。

投稿者 x3ru9x | 返信 (1)

Fate/hollow ataraxia カレン深読みをしたいんだけどまだできない

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Fate/hollow ataraxia のバゼット・フラガ・マクレミッツについては気の済むまで深読みして解釈できたのですが、もう1人のヒロイン、カレン・オルテンシアについても深読みしたいのだけどまだできない。

その存在のかっこよさはバゼット以上だと思うのですが。

バゼットは俗人的だけど、カレンは超人的なキャラですよね。穢れを全て受け止める聖女。


hollowのストーリーを解釈してみた場合、カレンはどうにも必須キャラには見えない。カレンは士郎もどきアヴェンジャーの日常編とシリアス編の間をとりもつ存在なのだけど、その同じような立ち位置にイリヤスフィールがいる。

カレンの役割はイリヤスフィールでも代替可能なように思う。

だとすると、本当にエロシーン要員になってしまうのだけど…。


主人公が衛宮士郎ではなく実はアヴェンジャーでした、という種明かしを日常側からする係がイリヤスフィールで、シリアス編側からする係がカレンなのか?というあたりまでしかまだ解釈できてない。

投稿者 s2tjrn | 返信 (0)

時間

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残業時間を30時間くらい少なく報告した気がする。

気のせいだったらいいんだけど。

投稿者 kjmktw | 返信 (0)

Fate/unlimited codes BGMがいいですよ

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Fate/unlimited codes はFateの格闘ゲームで、最初はアーケードゲーム。そのあとPS2とPSPに移植された。

BGMがいいのですよ。Fateのゲームの曲をアレンジしたものなのだけど、バトル関係の曲だけじゃなくて静かなシーンの曲をあえてアレンジして使っていたりする。それがこれまた格ゲーに合うのです。


以下のニコ動でPSP版の曲の主なものを聴けます。

Fate/unlimited codes - Sound Collection - ニコニコ動画:GINZA


Unlimited Codesでは全てのキャラのMissionモードでミニゲームをクリアするとバトル時のBGMを選択できるようになる。

上の動画に入っていない曲を聴けるようになりたくて必死で格ゲー操作の練習をしてBGM開放しました。特に「mission battle」を聴きたかった。


・オープニング

オープニングのムービーと一緒にながれる曲。

これはバトルのBGMに選択することはできません。


・title menu

「ARCADE」とか「MISSION」などを選択する画面の曲。

おそらくオリジナル。ちょっと切なめなメロディがよい。

これもバトルBGMに選択できる。


・Sonic Barrage(新都センタービル屋上)

爽快でクールで好き。この曲でバトルしたいが為にステージをセンタービルにしたりすらする。


・激突する魂(衛宮邸庭)

ランサー戦のイメージかな。

あまりメロディーが強くないのでバトルに集中したいときにいいかも。


・疾風の剣士(柳洞寺山門)

アサシン小次郎のテーマ。和笛?のメロディーがいい。


・二人の王(言峰教会地下聖堂)

ギルガメッシュとの戦いのテーマですね。


・Burst Up(アインツベルンの森)

stay nightではわりとよくかかってた戦闘テーマ。爽快感がある感じのアレンジ。


・蘇る神話(アインツベルン城)

原曲に忠実な感じ。勇壮。


・最後の力(柳洞寺境内)

原曲に忠実な感じ。蘇る神話とおなじで勇壮です。


・Mighty Wind(地下大空洞)

セイバーオルタのテーマ。スパークスライナーハイ!

ロックミュージック調でテンポよくてバトル向き。


・Stranger(言峰教会前)

このアレンジが一番お気に入りです。バゼットとアヴェンジャーを思い出す…。


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投稿者 s2tjrn | 返信 (0)

Fate/hollow ataraxia Fate(セイバールート)とhollowの対応

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Fate/hollow ataraxiaのシリアスパート「hollow」はFate/stay nightのセイバールート「Fate」の裏面だと思っています。

TYPE-MOONが実際裏面として作ったかどうかはともかく、Fateのシナリオ構造を利用して作られている。


類似点は以下。

・主人公のもとに心に傷を負ったヒロインが現れる。


・志半ばで死んだヒロインは死の間際に契約をおこない聖杯を手に入れる為のループに入り込む。


・主人公とヒロインはこのまま現実に残って幸せに生きようというテーマについて口論になる。残ろうという願望を消える側が拒否する。

(拒否するのはFateではセイバー、hollowではアンリマユ)


・ヒロインは主人公の望みをかなえる為に自分の望み(間違った望み)を断念する。そしてそのご褒美として救いがもたらされる。

(セイバーは聖杯を拒否した後でそれが呪われた物だったと知る。バゼットは聖杯が壊されるのを見守った後で実は自分がまだ生きていることを知る。)


・結末では主人公とヒロインは別々の道に進み、片方は現実を生き、もう片方は消滅する。

(Fateではセイバーが消えて士郎が現世に残る。hollowはアンリマユが消えてバゼットが残る。)



hollowはFateのシナリオの流れを踏襲して、取り扱うテーマを理想から現実に変更したものであり、それに沿って主人公(士郎←→アンリマユ)とヒロイン(セイバー←→バゼット)の外見と性格を変更したものになっている。

投稿者 s2tjrn | 返信 (0)

Fate/hollow ataraxia お気に入り音楽

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Fate/hollow ataraxiaのお気に入り音楽について。

stay nightの音楽よりもhollow ataraxiaの音楽のほうがお気に入りです。

日常、コメディシーンの曲は明るい物もあるのだけど、悲しげな曲のほうが気に入っています。


■stranger

Fateの格闘ゲーム「Fate/Unlimited Codes」で「言峰教会前」のステージで使われるBGMはこれのアレンジバージョン。それが大好きだったのです。

原曲であるこれは物悲しい雰囲気で、バゼットとアヴェンジャー(アンリマユ)が夜の街を探索するときにかかる曲。


■Karen's Theme

カレン・オルテンシアのテーマ。教会でカレンと話をするときにかかる。

個人的にはこの曲がhollow ataraxia全体を代表してるように感じている。

神聖で悲しげな曲。


■excalibur

セイバーの必殺技「約束された勝利の剣」のアレンジバージョン。

これをさらにアレンジしたのがFate/Unlimied Codesでの「excalibur UC.ver」。

Fate/stay nightのオリジナルよりも、Fate/Zeroの梶浦verよりもこっちのアレンジのほうが好きです。


■ataraxia

冒頭に流れる1つ目のムービーの曲。

キャラクター達の楽しげなイラストと一緒に流れる音楽。

「幻と知って」

日常、コメディパートはあり得ない幻なんですよーという意味合いか。


■hollow

物語中盤になってシリアスパート中心の展開になるタイミングで入る2つ目のムービーの音楽。

名前の通り「hollow」のストーリーを歌詞の中に盛り込んだ歌。

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崩れた硝子の絵 ひろい集める夢

漂い続ける

君の名前さえも失くしてしまいそう

孤独な楽園 虚ろな揺り籠

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とても切ない。

last pieceとセットで何度もループして聴いた。


■last piece

ラストシーン「天の逆月」の曲。

この曲と共にステンドグラス状の聖杯の元にたたずむバゼットがあらわれて、最後の問答が始まる。

幻想的な曲と映像の中で語られる自己肯定の為の会話。

アンリマユがステンドグラスの最後の1ピースをはめ込んだときに曲調が変わるのがすばらしい演出です。

投稿者 s2tjrn | 返信 (0)

Fate/hollow ataraxia バゼット深読み2 - 自己肯定感を持てないまま生き続けろ

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引き続きバゼットさんについてです。

Fate/hollow ataraxiaの中での彼女は徹底的に自己肯定感の欠如した人間として描かれている。


Fate関連のWikiではバゼットは惚れっぽいと書かれているけれども、好みのタイプははっきりしていて強い人が好き。そういう人を信頼して背中を預けられる関係を求めているのです。

それはなぜか?

バゼットは生まれつき自分に自信を持てない人間だからだ。自分をどんなに鍛えようともその欠落を埋めることができなかった。それゆえ他人に認められないと不安で仕方がない。


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「弱気になっているのは分かっています。それでも、貴方の意見を聞かせてほしい。

……その、私たちは勝てると思う?

戦力的に劣るのが事実でも、こうして繰り返していけばいつか」

(夜の聖杯戦争3)

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人間の身で英霊を圧倒しておきながらアンリマユに「勝てると思う?」と聞いてしまう。しかも2度も。


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自信がなくて、私が契約者で不満はないのかとおそるおそる尋ねてみた。

(夜の聖杯戦争7)

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ランサーを召還した直後。どうしてもこういうことを確認してしまう。


そして、他人から良いところをいくら褒められても素直に認められないのに、ダメなところを指摘されると自分を認めてもらえたと思ってしまう。

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「……どうかしています。

悔しいけれど、貴方の言う通りですアンリマユ。

私は馬鹿だ。そうストレートに言われると、さすがに誤魔化しきれません」

自然な声で、彼女は言った。


「知らなかった。誰かに弱さを指摘されるという事は、自分を認めてもらうという事なのですね。

……ええ。貴方の前では、これぐらいの力の抜きようがちょうどいい。私だけ気を張っていては割が合いませんからね」

(夜の聖杯戦争3)

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こういう性格のためバゼットは任務中に出会った対立組織所属の同業者である言峰綺礼を慕ってしまう。

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この、誰も必要としない男にもし必要とされたのなら、それは何物にも勝る安心なのではないかとー

(フォレスト)

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そして彼に承認されたいがためについ「生きている事さえ苦しく思える。」とこぼしてしまい言峰に付け入られてしまうのです。

おそらくバゼットは言峰に偶然出会えることを期待しながら封印指定執行者という暗殺者としての任務を都合7年くらい続けていたのだろう。


その結果、バゼットは言峰に聖杯戦争に呼び出されて利用される。背中を預けて信頼していた相手にだまし討ちされてフラガ家に伝わる耳飾りで召喚したランサー、故郷の英雄クーフーリンを令呪のある左腕もろとも奪われ瀕死の状態で放置される屈辱的な仕打ちを受ける。


hollowのストーリーではバゼットは聖杯戦争開始時から自分が襲撃されるまでの記憶を失っており、「夜の聖杯戦争6」の場面でようやくいままでの記憶を取り戻す。その屈辱と絶望から延々とループする4日間の夜の聖杯戦争の世界に引きこもろうとしてしまう。


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投稿者 s2tjrn | 返信 (0)

Fate/hollow ataraxia バゼット深読み1

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Fate/hollow ataraxia のシリアスシナリオであるhollow部分のメインキャラクターの1人、バゼット・フラガ・マクレミッツがすごくツボにはまってしまったのでしばらくバゼットについて語ってみたい。


■裏セイバー

Fate/Unlimied Codesを遊んだときにセイバーとバゼットの声調やセリフまわしなどが似ていて、その先入観も大きいのかもしれないが、バゼットはセイバーのある種同タイプのキャラで、その他の属性を逆にしてデザインされていると思った。

hollowのシナリオはFate/stay nightのFate(セイバールート)の流れに似せて作ってあると感じる。そのシナリオの中で動かしやすいキャラクターをと考えるとそうなるのかもしれない。


基本的には前衛戦闘好きで、強くて堅物で融通が聞かず、表向きは凛々しい女性戦士。

セイバーの逆をとったところはビジュアル面では配色(青白 ←→ 赤黒)、年齢(少女←→大人)、体型(中性的←→女性的)。

もっとも大きい違いはキャラの性格面で、セイバーは外交的でバゼットは徹底して内向的なところだ。

「私のマスターに敗北は許さない。勝機が無ければ私が作る」と言って勇敢に敵に突撃する(結果、敗北したりもする)のがセイバー。

一方、魔獣の大群を武術で蹴散らしたり、敵の魔弾(ガンド)を手で叩き落とすなど無双しておきながら「私は勝てると思いますか?」とか聞いてくるのがバゼット。

セイバーは自分のすることやしたことに迷いや後悔を感じることはあるけれど自分自身には自信がある。だから猪武者のごとく敵に突撃してくのだし、そもそもセイバーに自信がなかったら必殺技である「約束された勝利の剣」が成り立たない。

対してバゼットは生まれつき自分に自信を持っておらず、優柔不断で迷いながら戦う。


Fateもhollowも心に傷をもったヒロインが主人公の世界に突然やってきて、主人公はヒロインの心の傷を救うというストーリーになっている。セイバーとバゼットの心の傷の持ち方の違いが、Fateとhollowで取り扱うテーマの違い、つまりFateでは理想、hollowでは現実、に合わせたものになっている。



■主人公(衛宮士郎)に縛られないヒロイン

Fateのなかで初めて出てきた、ヒロインクラスでなおかつ士郎(アンリマユ士郎含む)一筋でない女性キャラ。

Fateはギャルゲー(エロゲー)なのでほとんどの女性キャラは士郎つまりプレイヤーを好きになることになっている。

女性キャラでは一応キャスターが葛木先生一筋なくらいで他の女性キャラは高校の陸上部3人組や弓道部の美綴、バイト先の姉御にいたるまでみんな士郎を気に入っていることになっている。ヒロインクラスのキャラクターになると士郎以外の男性キャラに好意を持つことがない。

ギャルゲー(エロゲー)の演出だから仕方がないと割り切って読んでいるのだけど、純粋に物語として読む上では相当不自然だ。女性同士で好きな人がそんなにかぶったら取り合いなんかしないで別の人探すよ。

そもそもこれだと女性キャラの人格の表現に限界があるんだよね。なんで士郎を好きになるのか、そこがほとんど表現されないから変に感じる。


バゼットも士郎を嫌いではないようだが明らかに本命はランサー(クーフーリン)。それはhollow ataraxia のラストエピソード「後日談」でもはっきり描かれていてかなり異色だ。それに過去には言峰綺礼を思慕していたし、アンリマユとは最初緊張状態だったがパートナーとして過ごすうちに愛情を持ったようだし、物語中で少なくとも3人の男性を好いている。それはかなり普通のことなのだけど、それだけでネット上に書いてあるWikiなどではバゼットさんは惚れっぽいと書かれてしまっている。


Fateの感想をネットでいろいろ読んでいるとやはり男性プレイヤーは女性キャラが自分一筋じゃないと嫌なのかなー。あるFate/stay nightの感想で凛ルートで敵の策略によって士郎との契約が切れてしまったセイバーと凛が再契約したシーンで、セイバーに浮気されたと感じたと書いてあるのをみてちょっとびっくりした。あのシーンは凛がセイバーと契約することによってセイバーと士郎を両方窮地から救うシーンだというのに。


バゼットはエロシーンもないし、他の男性キャラとのエピソードも多いし、これはあえて女性ファン向けに作ったキャラクターなのかもしれない。同人誌でも女性ファンによるランサー×バゼットの組み合わせの話が人気みたい。

投稿者 s2tjrn | 返信 (0)

http://8xcsp6.sa.yona.la/118

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人恋しくなるけどもう少し我慢で←

ドラマティックな毎日をですね。

心待ちにしておりますので。

あと少し。ラストスパート。絶対やって見せる。

投稿者 8xcsp6 | 返信 (0)

現実逃避

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 少し特殊な内容のものを書いている。分からないことばかりで、調べたところで自分で体感できることではなく、使うのはひたすらに想像力だ。考えるたびに脳が引き絞られる。耳の後ろが痛い。

 気楽に引き受けて、こちらの楽観と怠惰を見通している相手だから、すでに過ぎている締め切りを数日伸ばしてもらい、ふたつ目の締め切りが、次にやって来る締め切りと重なることに気づいて、今私の頭の中は嵐のど真ん中だ。

 頭痛がほんものになりつつある。


 それでも何とか書き進める。10文字書いて15文字消す。消した途端、前に書いたところが気になり始めて、つい読み返して書き直す。こちらも5字書いたら7字消すと言う具合に、進んでいるようで後退ばかりだ。結局ちっとも進まない。

 消えたら困るから保存だけはこまめにやる。そうして、途中で、消した前の方が良かったと思った時のために、バージョン違いをいくつも保存してしまう。結局どれも同じに見えて使わないのが目に見えているのに。

 いくつもいくつも並ぶ、微妙に名前の違った文章の、開いて眺めても違いは分からず、読み返すだけ時間の無駄だ。

 こうして新たな締め切りがどんどん近づいて来る。自分の愚かさを嘆くのは現実逃避でしかない。


 売る文章などではない。好きに書いているだけのものだ。

 遊びに頭を痛めて、それでも求められていると言う一点に望みを賭けて、相手を落胆させる未来に、すでに自分に失望している。

 頭の中にすでに映像が出来上がっていて、それを文章に直す手が進まない時と、映像がまったくきちんと浮かばない時と、苦しいのは後者の方だが、出来上がりの程度を信用できないのはどちらの場合も同じだ。

 書き上げて、相手に喜んでもらえるだろうかと思う以前に、そもそも読んでもらえるのだろうかと、そう思い始めると手が止まる。自分だけが読むためではなく、こんなものをと事前に言われて書くのは、目の前にその人がいる分、苦痛が増える。

 それでも、書き上がった時の達成感が味わいたくて、私はひたすら書き続ける。


 学校で習った作文以外に、文章を書く勉強などしたことがなく、書くのが楽しいと思ったこともなかった──苦痛ではなかった──のに、何か吐き出せとそう言われた時に、私は当然のように文章を書くことを選んでいた。

 あの瞬間のことを、今も私は憶えている。

 あの時なぜ、私は書くことを選んだのだろう。紙を探し、ペンを揃え、下手くそではあってもそれなりに読めはする手書きの文字を必死に並べて、私は無邪気に、ひたすら吐き出し続けた。

 吐き出すことが目の前で形になる、そのことが楽しくて、私はただひたすら、目の前の紙を書き文字で埋め続けた。


 書き文字が印字に代わり、印刷された字は書き文字よりも文章をマシに見せ、それが良かったのかどうか、今も時折私は考える。一体私の吐き出すこれらは、何かしら価値のあるものなのだろうか。自分の時間を使い、キーボードを打ち続けると言う作業で体を使い、ほとんど嵩のない脳を無駄に絞り、私は吐き出し続けているが、これはそうする価値のあるものなのだろうか。

 あるのかと問われれば、知らないと私は答えるしかない。ないと答えてしまうのは、あまりにも真実過ぎて、そこまで私は暴力的に正直にはなれない。

 私は、自分に嘘をつき続けている。


 吐き出すものに意味などない。私はきっと、吐き出すと言うこの行為そのものに取り憑かれているのだ。吐き出した後のことなど知らない。私はただ吐き出したくて吐き出しているだけなのだから、吐き出した後の吐き出したそのもののことなどどうでもいいのだ。

 それなのに、ほんの時折、何かの穴埋めだろう文章を求められて、それは多分、私は量を吐き出すだけなら確実に与えられた時間内にやり遂げるだろうと、ただそれだけで私へお鉢が回って来るだけのことなのだが、うっかり自惚れてしまう私は、ない脳みそを絞って、いつもなら好き勝手に書き散らせるあれこれを脇へ追いやり、求められている何か、私の中には存在しないだろう何かを吐き出そうと必死になる。

 ないそれを吐き出せるはずもないのに、私は何とかそれを見つけて吐き出そうと、愚かに必死になる。


 頭の中で予想している3分の2ほどを何とか書き進めて、頭痛のあまり私は手を止め、今は現実逃避の真っ最中だ。

 書き上げる。それだけは何とか果たす。吐き出した後のことは知らない。私の責任ではない。終わってしまえば、私はきっとそれを、まるで他人の書いたもののように読んで、楽しみさえするのだろう。

 現実逃避に脳は使わない。ただ指先の動くまま、筋の通らない何か文章のようなものを、私はただ吐き出す。吐き出して、形にして、形になっているかどうかも定かではないまま、私は丸を着けてそれを終わらせる。

 脳の中にある何かを、考えもせずにただ垂れ流す。勝手に動く指先を私の目が追い、文字を脳へ送り込んで、ああ私はこんなことを頭の中に抱えているのかと確認する。


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投稿者 43ntw2 | 返信 (0)

http://8xcsp6.sa.yona.la/117

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「一緒に帰りたくて早めに切り上げたのに先帰ったら意味ないじゃん!もう意味わかんない!」って我ながらなかなかツンデレ。

なかなかはかえってそうはいうもののやはり。

あと50点あげる。

投稿者 8xcsp6 | 返信 (0)

http://q7ny3v.sa.yona.la/1833

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よかった、耳の聴こえない作曲家は居なかったんだ。

投稿者 q7ny3v | 返信 (1)

運の悪い日

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 雪の降る中バスを待ちながら、手にはさっき買ったばかりのカフェラテが、プラスティックのふたの小さな飲み口からかすかに湯気を立てている。ちっとも美味しくないのが残念だ。

 まるで生の豆でそのまま淹れたような味。我慢して、あたたかいカフェラテであたたまる両手には感謝しながら、私はまたその出来の残念なカフェラテをひと口飲んだ。


 大手のチェーンのコーヒーショップ──ドーナッツショップと言うべきかと、私は少々迷う──なのに、スターバックスへ対抗して始めたエスプレッソ系ドリンクの味がこれでは、普通のコーヒーも恐らく私の期待したものとは違うと、心の中で結論づけて、色々ともうどうでもいいと投げやりになりながら、私は来ないバスを待っている。

 雪はますます激しくなり、私の頭の上にも背負ったカバンにも真っ白に積もって、運動靴の中も少しずつ濡らし始めているから、私はブーツを履いて来なかったことを悔やんでいた。

 こんな日もある。何もかもがうまく行かない。つい増えてしまった買い物の荷物は重く、バスはなぜか遅れていて、待ち時間の寒さしのぎに買ったカフェラテが期待外れで、雪はひどくなる一方だ。


 近辺と比較すると、異様なほど気候の穏やかなこの街で、久しぶりに普通に寒い冬だ。多分街の人たちは、零度になったところでタンクトップで外を歩き出す。去年は、零下10度で文句を言っていたと言うのに。

 零下20度の吹雪の中──零下30度以下の感覚になる──で、人たちは紙コップのコーヒーを片手に煙草を吸う。がたがた震えながら、少しでも風をよけられる場所を探して、屋根や壁のあるところでは基本的に禁煙のここでは、それはほとんど無駄な努力だが。

 雪で視界の利かない日に、ぼうっと赤く光る煙草の火が点々と見えるのは、なかなかシュールな眺めだ。喫煙自体に興味はないが、そこまでして煙草を吸いたいのだと言う気持ちと、凍傷や凍死の危険すら喫煙と引き換えにするその蛮勇に対して、私はひそかな敬意を抱いている。

 煙草を1本吸う間に、紙コップの中のコーヒーは冷め、多分表面に氷の膜が張り始めるだろう。それでも人たちは、吹雪の中で煙草を吸う。


 バスはまだ来ない。影も形もない。私の足元だけを残して、ぐるりと丸く雪が新たに積もり始めている。

 カフェラテはすでにぬるくなって、ゆっくり飲むつもりだったそれを、私はもうほとんど終わらせ掛けていた。

 車はスピードを落とし、利かない視界に、ドライバーたちは明らかにいらいらしている。バスが来ないのは、どこか途中で事故でもあったのかもしれないと考えた。事故などない方がいい。傷つく誰もいない方がいい。

 またカフェラテをひと口飲む。飲んでも飲んでも、この残念な味には慣れない。このカフェラテの出来も、私にとっては事故のようなものだ。

 角を曲がるたびにコーヒーショップのあるこの街で、たまたま買ったカフェラテの出来が残念だと言うのは、ほとんど奇跡に近いような気がして来る。

 これなら自分で淹れるカフェラテの方がよっぽど美味しいと、やって来ないバスへの苛立ちも含めて、私はコーヒーショップに八つ当たりをしている。

 足が冷たい。私はその場で足踏みをした。


 こんな雪の中では本も読めない。どちらにせよ、カフェラテのカップで手が塞がり、本を持つことができない。そのカフェラテは残念な味のまま、もう手の中でとっくに冷えて、もう私の冷たい手をあたためてもくれない。

 時間を見るために取り出した携帯の液晶に、たちまち雪が積もる。私はそれを指先で振り落としながら、濡らさないように気をつけて、やっぱりバスが遅れていることを再び確認する。

 無為に流れてゆく時間をやり過ごすのに、携帯の中に放り込んである音楽を聴くこともできるが、PanteraとボトムズのサントラとSOUL'd OUTとRemy Shandがめちゃくちゃに並んでいるプレイリストを、ヘッドフォンもなしに再生する気にはなれない。

 音楽の代わりに、私はくしゃみをひとつした。


 ついに紙コップが空になった。プラスティックのふたの上には雪がうっすら積もり、唇を近づけると冷たい。カップを持っている指先も、そろそろしびれ始めている。

 カフェラテの出来が残念だったのが業腹で、すぐに紙コップを捨てる気にならず、そんなカフェラテを飲む羽目になってしまった自分の愚を笑うために、まるで罰のように、私は空のカップを持ったまま、雪の中でまだ来ないバスを待っている。

 

 手も唇も爪先もすっかり凍えてしまった頃、やっとバスの姿が見えた。

 定期を取り出す手が、ポケットの中でもたつく。バスの中のあたたかさに、思わずため息をこぼして、その息が白くないことに驚きながら腰を下ろした。


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投稿者 43ntw2 | 返信 (0)

ある朝のこと

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 珍しく混んではいない電車の中で、カバンを膝へ乗せながら椅子に腰を下ろし、そうだ今はまだ学生たちは冬休み中なのだと思い出す。

 それでも席は大体埋まる程度の車内をちょっと上目に見渡してから、私はカバンの中から本を取り出した。

 ちょっと慌てて出て来て、適当に本棚から取り出して来た本は、それでも充分興味をそそる──もう何度読み返したかは分からないのに──内容だったから、私はいつものようにわくわくと表紙を開き、目次を無視して早速中身へ読み進む。

 電車が止まり、人たちが立ち上がって降り、新しい人たちが乗り込んで来て、わずかずつ車内は混み始めていた。いつの間にか、隙間のあった私の隣りには誰かが坐っていて、本に夢中な私はそれが誰かを特に見ることもせず、胸元へしっかりとカバンを抱え込んで、目の前のページに熱中している。

 競馬好きの主人公が、怪しげな競馬予想紙の会社へ勤め、馬と馬主についての情報を集めているうちに八百長疑惑へ突き当たりどうのこうの、疑惑の面子の中には若い美しい女性がいて、当然ながら若い男である主人公はその女性とどうのこうの、結局八百長の仕掛け人である某馬主と彼女はどうのこうの、あらすじはすっかり覚えているのに、作家の、奇妙に情熱のこもった文章のせいかどうか、何度読んでも初めてのように面白くて仕方がない。

 私は馬にも競馬にも興味はなく、美しい男女の恋愛にも当然縁はない。読書は、非日常を覗けるから面白いのだ。自分とは無関係のフィクションの世界を覗き見しながら、今私は、ヒロインと肩を並べて馬主席にいる主人公と同じ目線で、レースの行方を追っている。

 このレースはどの馬が1位になるんだったかと、思いながら、アナウンサーがわけのわからないカタカナの名前を羅列して、馬がどんな順位でどんな風に走っているかと説明しているページを、ちょっと瞬きしながら読み進み、ページをめくったところで、何度読んでも決して馬の名前を、今回もやはり私は覚えてはいなかった。

 どの馬が1位になっても、話の筋にはあまり関係ない──大事なのは、馬の持ち主の方だから──ので、私は自分の記憶力にあまり落胆もせずに、さっさと話を読み進む。

 ヒロインが勝ち、彼女に便乗して馬券を買った主人公も勝ち、じゃあふたりで祝杯でもと彼が誘ったところで、彼女の愛人と目される某馬主が彼らに声を掛ける。

 ──これはこれはお珍しいところで。

 小説の中では、成り上がり後の投資先として馬を買ったにしては、見た目はそれなりに上品な中年男性だと描写されるこの馬主を、私は見知った俳優の誰かに当てはめて想像しながら、馬主と言うのは一体どんな人種なのだろうと読む間に考えている。

 主人公の方は、いつか大金を掴んでやると、やたらとぎらぎら野心に燃える青年として描かれているが、正直なところ、話の筋はともかく、この主人公は私の好みではない。競馬で大金を稼ぐと言うまったく持って非現実的な考えは、ネットで本を買う時にクレジットカードを使うのすら躊躇する小心な私にはまったく理解の埒外だ。

 勝った馬券でいくら懐ろに入る、と言う会話を3人がしている。私の何ヶ月か分の給料の話だ。現実の話ではないから、嫉妬もない。誰かが私の目の前で同じ話をしたら、私はきっと、その金額で何冊読みたい本が買えるかと換算するだろう。買うなら、この同じ作家の本を、本屋の棚の端から端まで一気に買ってみたいものだ。

 そんな大金が一度に手に入るなら──濡れ手に粟、と言うのはこういうことを言うのだろう──競馬もいいかもしれないと、勝った馬券を現金に変え、上着の胸ポケットに入れてしっかりとボタンを掛ける主人公が、家に帰るまでスリに気をつけなければと内心考えたところで、私は思わず平たい自分の胸へ掌を置いてしまった。

 馬主の男性が、何か意味ありげに青年を食事に誘う。もちろんヒロインの女性も一緒だ。彼女は3人をいやがって、その場から立ち去ろうとしている。

 そこで、車内アナウンスが、次の駅が私の降りる駅であることを告げた。

 私は続きを惜しみながら本を閉じようとして、しおりが見つからないことに気づいた。慌てて出て来たせいで、いつも読む本には必ず掛けるカバーを今日は忘れて来てしまっている。どうしようかと一瞬考えた後で、とにかく何か薄いもの、ティッシュか何かを挟んでおこうと、私はごそごそと上着のポケットを探るために腕を動かす。

 その拍子に、右隣りの男性の肘をつついてしまった。

 「あ、すいません。」

 私は彼に向かって軽く頭を下げ、右側にそれ以上近づかないように気をつけながら必死で右側のポケットへ手を差し入れようとする。電車はすでにスピードを落とし、停まる準備に掛かっていた。

 その時、その右隣りの男性──ごく普通のサラリーマンで、私の父よりはずっと若く見えた──が、

 「よかったら、どうぞ。」

と、いつの間にどこから取り出したのか、差し出されたのは買った本の間によく挟まれている薄いしおりだった。出版社の名前や、同じ会社から出ている本の宣伝などが印刷されたあれだ。

 え、と私の右手は宙に浮いて戸惑い、その私に向かって彼は邪気なく微笑み、

 「買った本に2枚入ってたんです。」

 ほんとうかどうか、そんな風に言う。もう電車は、降車駅のホームの端へ入っていた。


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投稿者 43ntw2 | 返信 (0)

ふふってなった

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Golden Age of Insect Aviation: The Great Grasshoppers from Wayne Unten on Vimeo.



作者はWalt Disney Animation Studiosのアニメーターらしいです。

投稿者 zig5z7 | 返信 (0)

http://x6a7u9.sa.yona.la/977

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ノロ壱にカレー食いに入ったらフル装備でワロタ

投稿者 x6a7u9 | 返信 (0)

駅の掃除カート

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大きな駅でたまに這いずり回っているあれ。


あれが音楽のようなものをずっと流しているのが大嫌いだ。

掃除の動作音だけで居場所は十分わかると思うんだけど、なんでさらに鳴らすんだろう。


いっそあれの駆動系にドレミファインバータを載せたら、掃除しながら曲を奏でる名手が出てこないだろうか。走行と掃除を別系統にすれば和音もいけるぜ。

そんな掃除を、オレは見たい。ちょっとだけ。

族上がりの人を雇ったら面白いと思う。



くるり- 赤い電車 投稿者 trees3000

投稿者 zig5z7 | 返信 (0)

http://x6a7u9.sa.yona.la/960

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2014年最初に乗った電車がラブライブだった

投稿者 x6a7u9 | 返信 (0)

ととりさんじゅうきゅうさい

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mcbt5j9e3xa7kg6uj95z2w83

2013年、撮り収め

全体的にいい感じだけど、塗りが酷い


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投稿者 x6a7u9 | 返信 (1)

http://x6a7u9.sa.yona.la/945

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131220_1118~01.jpg

スカイツリーにゃう

投稿者 x6a7u9 | 返信 (0)

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