地震
Re: 東日本沖で起きた巨大地震について(静岡大学防災総合センター教授 小山真人 )
参考になります。 |
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Reply 地震 |
その図の「関東」と書かれてる部分は太平洋プレートの「割れ残り」がある分だけ複雑な地下構造に
なってるそうです。大陸は1枚で済むところが4枚も。
http://www.aist.go.jp/aist_j/new_research/nr20050610/nr20050610.html
あと、同じくその小山教授のページから貼られている
東北地方太平洋沖地震にともなう静的応力変化
http://www.rcep.dpri.kyoto-u.ac.jp/events/110311tohoku/toda/ (ページ内で上にあるものが最新)
では、既存の断層が受ける力を割り出してます。今後発生する「プレート内地震」の起きやすさに関係するんですが、長野県栄村とか11日以降中規模の地震のある福島県内もマイナスなので「抑制=起きない」じゃないんですよね(富士宮の地震はDとEの境界)。1~2年後にはこの図を反映したような分布になるんでしょうか。
‘福島第1原発:「チェルノブイリ超える」東電担当者が発言’ |
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地震 震災後の世界 |
ポイントは水だなぁ。 水棺で覆う みたいなニュースもあったように 放射性物質も水の中に取り込めば コントロールしやすくなる。(もちろん危険だけど)
空気中に拡散してしまうのが一番よくない。 チェルノブイリを越えると言ってるのは、水に取り込まれた量も含めての量だろう。 海の近くということで助けられたところもある。 このあと梅雨がきて どしゃぶりの雨が降り続くと周辺の放射性物質もかなり流される。 問題はそれまでの間 どれだけ取り込まないようにするかだ。
梅雨や台風が運んでくる水こそが救いだわ。 梅雨があってよかった。 日本にはまだ運がある。 早く梅雨になれ。
空気中に放出され土壌に降り積もれば なかなか拡散しないが、水に取り込まれ 海に放たれれば拡散する。 また高濃度の汚染水でも その中に吸着鉱石を入れれば集約できる。 水を満たしている ということで救われている。
運ある運ある、まだ運がある。
小山氏のページを読んで |
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地震 震災後の世界 |
スマトラ沖地震後と同じように 3、4年以内にM8クラスの地震がくるのではないか。 北米プレート南端あたりに。
確率はかなり高い。
また来てたのか |
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東北地方太平洋沖地震 |
6強/M7.4 牡鹿半島から数十km。
女川原発も綱渡りだな。
1ヶ月過ぎてもまだまだ同規模(陸上近い震源なら震度7も)の余震に警戒必要ってことで。
8日0:55追加。CNNいくらなんでもそれだと女川やばすぎ。
「沿岸部の住宅建築禁止」 78年前に宮城県が独自条例 |
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Quote 東北地方太平洋沖地震 防災 |
県私学文書課によると、この取締規則は今は存在しないが、廃止された記録もない。50年の建築基準法施行後、市町村が災害危険区域を指定し、住宅建築を制限できるようになり、役割を終えたと推測される。
(略)
気仙沼市に住む畠山和純県議会議長は「当時は海岸近くに住宅は建てず、みな高台に家を構えたのだろうが、代替わりするうち形骸化したのかもしれない」と分析。「立派な堤防で津波に抵抗しても無駄なことは、今回の震災で身に染みた。今後、防災対策を考える際は、この良き先例に学ぶべきだ」と話している。
明治三陸地震の津波の犠牲者2万人。
今回例えば同じような規制設けたとして、はたして50年後70年後に形骸化しない、と誰が断定できるでしょうか。今は誰も住む気が起きないとしても。
漁で生計立てるためには巨大堤防の海側にも作業小屋を建てる→住み着く→周りに住む人が増える、という形でだんだんなし崩しになっていったということです。
一方、明治三陸あるいは1960年チリ地震津波の教訓を断固として守り、高台で難を逃れた集落も少なからずあるようです。
津波の高さ湾の向きで差 東北大講師「相関関係示す典型」 |
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Quote 東北地方太平洋沖地震 |
町内会長の及川秀七さん(73)は「広田湾も只出漁港も、すぐ隣の湾なのに、それぞれの方向から入ってきた津波は、規模や迫力がまったく違っていた。別の地震の津波のようだった」と証言。広田湾側からの津波は高さ10メートルを超えていたが、只出漁港側からの津波は3メートル程度だったという。
東北大災害制御研究センター非常勤講師の阿部郁男さん(43)は「津波の威力は地震の規模だけではなく、震源と湾口の位置関係で大きく変わり、今回の津波でも、その傾向は顕著だ」と指摘する。
東日本大震災の震源は牡鹿半島東南東の三陸沖で、広田湾からは南東方向。広田湾の湾口はちょうど南東に開いていて、震源からの津波が直接伝わった。一方、只出漁港側は東向きで、津波は広田半島にぶつかり、広田湾の津波よりも小さくなったとみられる。
お久しぶりです。が相変わらず震災関係の記事追ってばかりです。
湾の中では複雑にはね返って場所によって複数の波が重なる、さらに後から後から波が押し寄せるということでどこで被害が拡大するか全く判断できないのが怖いですね。
今回は500kmという範囲が数十m動いたわけで、どこでどの向きから来たのかは今後数年の解析を経ないとわからないかも、です。