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 膨張圧力 & 外方ベクトルな中国のような国は、力が外に向かうから国内の文化が希薄になるのではないか。

 国民の感覚が自国を深堀りするような内向きになると文化の味は濃くなる。(個性化する)


 鎖国時代の遺産が日本をAIから守る。 日本は AIに耐性をもちつつ、AIとなじむ。


 個性、アイデンティティーがしっかりしていないと AIへの耐性力は付かない。 AIに押されて流されて、自分をゆだねてしまう。

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鎖国

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● 1639年から1858年まで。 鎖国していいた期間全部を江戸時代と見ていい。


 1639年から100年間、鎖国政策が徐々に進められた。 100年経って鎖国が完成した。  それから200年間 完全に鎖国。 そして 1854年 ペリーが来航して鎖国は終わった。


● 本居宣長 「古事記伝」

 1764年(本居宣長 34歳)に起稿し1798年まで書いた。 版本としての刊行は1790年から宣長没後の1822年にかけてである。

 鎖国が完成した1700年代(江戸時代のちょうど真ん中ごろ)に古事記伝は書かれた。



 鎖国中、日本人の知的好奇心のベクトルは内側に向かった。 古典を研究したり、地域の食文化が深まっていった。 → 日本が個性化していった。

・ 「古事記伝」 ウィキ - http://bit.ly/2r20CY5


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 宣長は『古事記』の註釈をする中で古代人の生き方や考え方の中に連綿と流れる一貫した精神性、即ち『道』(古道)の存在に気付き、この『道』を指し示すことにより日本の神代を尊ぶ国学として確立させた。

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 「道」 の精神性をはっきり表したのはこのとき。 本居宣長はバリバリの保守派である。

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AIについて (つづき3)

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 AI 親和性。

 最新のATOKにはディープラーニングが使われている。

かな漢字変換という日本語の基本的なところにそうゆうものが使われていても全然 違和感がない。 日本語は、日本語でAIと対話するということなんかより先に かな漢字変換のところでAIを必要とした。

 日本語でAIと対話することなんかより、かな漢字変換の方が実用的なので、日本語とAIの関係はかな漢字変換からスタートする。

(かな漢字変換はフレーズから適切な絵を探し出すことでもある)


 日本語にかな漢字変換という仕組みがあってよかった。 これも個性。

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AIについて (つづき2)

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 それと 「情熱(パッション)」。 情熱を前面に出せば、AIは簡単に裏方(うらかた)に回ってしまう。


 たとえば 車。

● スバルのWRC挑戦のように 気持ちの入った車作りとキレたような走りで情熱を前面に出す。

 それに対して、

● AIおまかせの自動運転で人は何もしない。


 こうゆうちょっとした比較だけでもAIとはどんなものか(AIの立ち位置)が分かってくる。

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AIについて (つづき1)

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 アイデンティティー、個性、美意識、がしっかりしてる日本のような国はAIに耐性がある。(逆のAI親和性も) AIが進展していくにつれ、「日本は日本である」、「自分は日本人である」、というアイデンティティー(or個性)は強化される。

 つまり、AIが浸透するにつれ、保守派が増えていく。 (元々の保守派は自己強化される)


 日本に居ながら反日で、日本の価値観を否定するようなメンタルでいるとAIに対して自分のアイデンティティーを保てず、アイデンティティーは蝕(むしば)まれていく。

 そして、迷いの中に放り込まれる。

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AIについて

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結局、人工知能の「本当の脅威」とは何なのか?

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/51744

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 故 渡部昇一氏が言った 「AIに悩む人よパスカルを読みなさい」 という言葉にハッとさせられる。

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  馬は走る。


  花は咲く。


  人は書く。


  自分自身になりたいが為に。


        - 夏目漱石 -



 「AIにゆだねるところとゆだねないところを区別する」 ということやね。

 AIはAIそのもののことだけじゃなく、AIに対してのこっち側、アイデンティティー、個性、美意識 なんかとも関連する。

 人間は考える葦である。 (パスカル)

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GoogleのAutoDraw

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https://aiexperiments.withgoogle.com/autodraw


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AIが有用であることが分かってくると、人は競争相手に差をつけようとしてA Iを隠し始める。

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 隠されるAIと表に出てくるAIに分かれるだけでもAIはものすごく人間臭いものになる。 そして、隠される = 見つけられにくい、ということだから隠されたAIは細かく局所に散りばめられて偏在するようになる。 隠されたAIは決して中央集約的で巨大なものにはならない。

 言うならば、実社会でのエロ、ポルノと同じような有り様になる。 そうして隠されたAIはどんどん人間の垢にまみれ、どうしようもないほど人間臭いものになる。

 AIは清廉(せいれん)な方向と人間臭い方向の2方向に分かれる。 そして、2方向に分かれて進歩していくAIの現実そのものが人間の写し鏡となる。

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 日本人は、AIを観念的には捉えない。 観念的に捉えることで起こる恐怖の妄想も抱かない。 日本人は現実でのAIの有り様を見て、それは人の写し鏡であると直観的に理解し むしろそのアイテムに親しみを覚える。

 「おまえ自分専用の人工知能を持ってて隠してるやろ、見せろやー」

 「こっそり人工知能を使っている自分があーいやだ。」

 とか言って笑いのネタにさえする。

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 かつてAIの未来をこう予見した人(x3ru9x)がいた。 一応、sayonalaクレジットということで。w

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人工知能、官民の連携を支援 理研、企業が研究拠点 |下野新聞「SOON」

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 理化学研究所やトヨタ自動車、NECなど20以上の研究機関や企業が連携して製造や医療などに活用する人工知能(AI)を開発する事業を、政府が支援することが19日分かった。各社の技術と幅広い協力関係を生かし、人材不足や高齢化などの課題の解決策を探る。

 当面は10年間の予定だが、成果次第では延長も検討する。理研を所管する文部科学省が2017年度予算の概算要求に100億円規模の関連経費を盛り込む方針。

 政府はAIを成長戦略の柱と位置付けており、今年4月には文科、経済産業、総務の3省が連携し、理研に革新知能統合研究センターを立ち上げた。

下野新聞「SOON」


革新知能統合研究センター

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たとえば 「べっこう」

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 亀の甲羅(素材) と職人さんのペアで 「べっこう」 という。 亀の甲羅だけでは 「べっこう」 と言わない。 傷んだべっこうのメガネを職人さんが修繕する様子に 生き物の自己修復を見るのが日本人の感性。 (つまり べっこうは生きていて自己修復するかのように傷を治した)


 神社にしてもそう。 神様を出し入れする神主さんと 入れ物である祠(ほこら) のペアでもって神社という。

 もし、神社の神主さんが死んでしまって神社が荒れると、祠(ほこら)の中の神様は小さい子供のようになって祠の中でシクシクと泣き始める。 そうゆう話を聞いてストンとくるのが日本人の感性。


 そゆう感性がAIの発展過程に表れてくると思う。

よって、日本人が考えるAIはゴッドを指向しない。



 ロボットアームとAI開発者のペアで本当のロボットアーム。 ロボットアームに開発したAIを入れるのが 「入魂」。 もし、そのペアからAI開発者がいなくなると、ロボットアームにはAI開発者の面影が残る。 そうゆう感性。

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シド・ミードいわく 「神は細部に宿る」

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 「映画でもイラストでもリアリティーを上げたければもっと細部を描き込め。」 (シド・ミード)


 日本人のAIの生かし方はこの方向なのではないか。 日本人は、細部を生かすよう局所的にAIを使いはじめる。 細部が生きてくるような小さなAIを考えて細部とAIをペアにしてしまう。 AIを細部にちりばめて細部からリアリティーを上げていくようなイメージを日本人は持つ。 システム全体を動かすAIを考えるのは細部のリアリティーが上がってから。

 アメリカ人の頭の中にあるAIのイメージは、システム全体を臨機応変にムダなく動かすゴッドのような人工知能。 「統合してしまう何か」 のイメージが最初に来る。


【予想】 その国の国民の感性がAIの発展過程にはっきり表れてくる。 

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来たるべき「人工知能社会」に、ホワイトハウスが動き始めた|WIRED.j p

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人間のような理解力をもつ人工知能(AI)が実現するのは、一体いつになるのか。専門家でも意見が分かれるところだが、オバマ政権はその答えが自ずと出てくるのを待つつもりはないようだ。ホワイトハウスは、政府がAIというパワフルなテクノロジーをどう制御し、どう利用していくのかを検討し始めることを発表している。

「人工知能というものについて、正しい認識が必要です」とワシントン大学ロースクールのライアン・カロは語る。カロ氏は先日、今夏に開催されるホワイトハウス主宰の「来たるべきAIの世界にいかに取り組むか」を検討する全4回のワークショップの初回講演を行った。

WIRED.jp


 この発表はあれだ、クリントン政権の終わりにナノテクノロジーイニシアティブを策定したのと同じだ。

 あの時期 「ナノテクノロジー」 と聞いても ほんとにSF話のような感覚だった。 

 AIの発展過程はナノテクノロジーの発展過程に似たものになると思う。

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パナソニックがIoTとAIの研究開発強化、大阪と東京でオープンイノベーシ ョン推進 - 日経テクノロジーオンライン

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 パナソニックは社外や社内他部門にある知見を積極的に取り入れ研究開発を進めていくため、大阪・西門真の本社地区の研究拠点内に「Wonder LAB Osaka」、東京・有明に研究拠点として「パナソニックラボラトリー東京」を2016年4月に新設した(図1)。世界的に研究が急ピッチで進むIoT(Internet of Things)や人工知能(AI)を応用した製品の開発を強化する。

日経テクノロジーオンライン

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6月6日~9日、北九州市で人工知能学会全国大会 (JSAI 2016)

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http://www.ai-gakkai.or.jp/jsai2016/


 スポンサー企業に注目。

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モノ言うAI、日立が基礎技術 意思決定を支援  :日本経済新聞

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 日立製作所は2日、賛否が分かれる議論のテーマについて、賛成や反対の立場に立つ論拠を示す人工知能(AI)の基礎技術を開発したと発表した。新開発のAI技術を使って大量の日本語記事を分析、関連した意見をまとめて示すことで、人間の意思決定を助ける役割を持つ。日立は研究開発を進め、企業の経営判断を支援するAIの実現を目指す。

日本経済新聞


 日立もAI が強い。

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最近 AIとDL(深層学習) のニュースが多くなった

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・ NEC がAI の会社になりつつある。


・ モノクロ画像をカラー化する事例が出てきたり、少しづつ空気が変わってきた。

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自動運転車

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 きっちり止まる、きっちり曲がる、という車の基本性能がしっかりしていないと、いくらセンサーやAI がよくても いい自動運転車にはならない。

 それと同じように グーグルのAI がよくなっても 適当に聞いて流すだけだったら ただの参考にしかならない。

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http://x3ru9x.sa.yona.la/13595

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 ホンダの黎明期や、スバルWRCの歴史ぐらいのパッションをもってデバイスやロボット に取り組むやつはいないのか...

 そうゆう人(チーム) だけがこれからのグーグルに対抗できる。

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パッションを持っていないとAI(ツール) におぼれてしまう。 (近い将来)

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 パッションをなくしてAI 依存になると没個性になる。 パッションが照れくさいなら、「秘めた思い」 でもいい。

 パッションをもって技術に取り組むことで技術が人を惹きつけるものになる。 スバルWRCの歴史を見よ、だ。

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Googleは「モバイルファーストからAIファーストへ」。その理由は、い ずれデバイスという概念は消え去り、インテリジェントなアシスタントになるか ら − Publickey

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 将来に目を向ければ、次の大きなステップはデバイスという概念が消えていくということだろう。いずれコンピュータ自身は(それがどのような形態だろうと)日々私たちを支援するインテリジェントアシスタントになっていく。私たちはモバイルファーストの世界からAIファーストの世界へ移っていくつもりだ。

Publickey


 そうかなぁー。 シンセサイザーという楽器はデバイスの塊。 デバイス = 楽器、と考えたならデバイスは自分を表現するものであり自分の個性の一部。 そのデバイスの影が薄くなるというなら個性の影も薄くなってしまう。

● 結論 : デバイスはその人の個性の一部となる形で今より発展する。


 AI に対抗するのは 「パッション」 だから、パッションと相性のいいデバイス、or パッションを引き出すデバイスが出てくる。


● くっつけたものを何でも楽器にする「Mogees」がいよいよ販売開始!

http://www.gizmodo.jp/2016/05/mogees-is-coming-and-the-world-turns-into-an-instrument.html



 デバイス = 楽器 = その人の個性の一部

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