漫画
HELLSING 10巻 |
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漫画 |
11年。ついに終わったなぁ…とはいえ5年くらいしか待ったりしてないけれども。
HELLSINGの最終巻、遅ればせながらついに読んだ。
個人的にはシュレディンガーの能力が陳腐な感じが…(まぁ言っちゃえば"ありきたり"?)
とは言え、キャラクターが自分自身の確固たる思想/意思を持って戦い続ける様は非常に面白かった。
あーあ、読む漫画がなくなったなぁ…どーしよ。
何度でも… |
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漫画 宇宙 天体観測 |
自分はやたらちっちゃい世界で生きてるから大きい世界観に良く憧れる。
そんな感じの気分で良く読みなおす漫画がある。「プラネテス」…全5巻からなる
漫画。もう随分前に終結した漫画なので知ってる人も多いかもしれない。
人類が月を中心に火星域までを生活の範囲として延ばし始めてる時代に
「スペースデブリ」とよばれるゴミの収集屋をしている主人公を基に
繰り広げられるストーリー。
この漫画で俺自身が不思議に思ってるのは、自分が本来あんまり好きではない
「愛」というキーワードを前面に押し出しているのに抵抗感がない…むしろ好きなくらい。
そこが不思議だ。
けど全編に「愛」を語ってるわけじゃなくて、それを全否定する主人公がひたすら
他人を否定し続けながら努力を重ねていくシーンもあるのだが、そこがあるからこそ
好きになれているのかもしれない。
「全部オレのもんだ。孤独も 苦痛も 不安も 後悔も」
人間の底にあるのは「強い強い欲望」その欲望こそが全てを切り拓くためのエネルギーだと
信じる主人公が自身の信念を否定する自問自答に対して、言い放つ言葉だ。
この漫画を最後まで読むと、この考え方は間違っているのかもしれない。
ただ、この言葉はすごく残る。俺自身はこの考え方はやはり人間の底にくるであろう
エネルギーとなりうるのかもしれない。ただ、ここまで自分の信念を行動に起こせる人間は
少ないだろう。そして、生半可な人間にはこの言葉は何ら意味を持たない。
この路線から外れようとした結果、ダメだったから再度「欲望」のみで突き進んだ人間が
物語中に出てくる「ロックスミス」なのかもしれない…。
自分自身の今後のビジョンを持ち、極限まで昇華してみたい。最近はいい加減
どうでもいいものに振り回されすぎた。
何か…何か大きいものに取り込まれてみたい。
その後でいいんじゃないかな。そういうものは。