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筑波大学の次世代がん治療法「BNCT」−外部機関と連携し新装置、来年にも 臨床へ:日刊工業新聞

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 BNCTはまず、がん細胞のみに集積する性質のあるホウ素薬剤を患者に投与する。その後、加速器を用いて体外から中性子線を照射し、ホウ素と反応させてがん細胞だけを破壊する仕組みだ。筑波大陽子線医学利用研究センターの中性子医学研究開発室の熊田博明室長は「従来の治療法は数週間かけて複数回の照射が必要だった。BNCTでは約30分の照射1回で治療が完了するため、体への負担が少ない」と話す。
 研究チームは筑波大と高エネ機構のほか、茨城県、原子力機構、北海道大学、重工メーカーなど民間企業約20社が参加する。筑波大チームの装置は既存のものに比べて中性子の量を増やすことで、治療時間を短くして患者の負担を軽減できるようにした。また、装置の放射化を抑えられるよう陽子エネルギーの加速の度合いを低く設定してある。
 装置開発に携わった高エネ機構の吉岡正和名誉教授は、BNCTの装置開発には産学官連携が欠かせなかったと強調する。「大学病院の医師の視点を取り入れ、研究者や民間企業が設計・製作するという協力体制が、病院で使える装置の開発には必須だった」。筑波大付属病院の松村明病院長は「来年には臨床研究を始める。これまでと異なる画期的ながん治療法が確立できるだろう」と語る。

日刊工業新聞


 画期的な治療法になるらしい。 この治療法が確立するまで 自分の体に癌が見つからないでくれ。

 中性子と言えば、湯川秀樹。 日本は中性子をモノにした。

投稿者 x3ru9x | 返信 (0)

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