復興
科学上の発見、技術開発 |
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Reply 復興と共に歩む技術 |
いろいろと科学上の発見、技術開発が相次いでいる。
・ 光合成の触媒解明 岡山大と大阪市大 電池燃料に応用も
・ 太陽電池の変換効率75%に 東大とシャープが構造解明
・ ミツバチ:女王へ変身のたんぱく質発見 富山県立大講師
やっぱり出てくる、"復興と共に歩む技術" ってのが。 これは災害があったあと 日本人がとる もう一つの習性なのかも。
店から略奪せずに 並んでお金を払う、のと根は同じなのではないだろうか。 なぜかわからないけど、そうゆう反応をしてしまうという。
まぁ それでも研究は震災前からやっていたわけで、ユングの "シンクロニシティ" (意味のある偶然の一致現象) といやつかもしれない。
孫正義氏が自然エネルギー財団を設立するのは 変換効率75%のことを先に知っていたからかもしれないなー。
で、それに10億 賭けたと。 復興と共に歩む技術 になるかどうかやね。 んー、これは阪神淡路のあとの液晶テレビへの挑戦に近いかも。 てことは またシャープだよ。
前のエントリーで、"はたまたシャープか.." って書いてたのが当たったのか?
雑感 |
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Reply 自己レス 地震 復興 |
今あるインターネットにしても まだまだ未完成。 ネットワークは分散化されていて どこかが切れても迂回してつながる ってのはあっても コンピュータを動かす電力が中央制御では本当の分散化じゃない。(弱点を抱えたまま)
そうゆう意味で、震災復興と共に歩む技術が "夢の発電蓄電池" であったなら、それはインターネット革命(情報革命) の大きい流れの中に入る。 もし、このあと日本が "夢の発電蓄電池" を開発し これをインターネットと融合させたなら、インターネットを最後に完成させたのは日本ということになる。
ある日突然 画期的な技術が開発され、その技術が世界を席巻する なんていう夢みたいなことはまずない。 革新的な技術があったとしても それは今ある大きい流れの中に合流する技術。
‘燃料電池の低コスト化へ大きな一歩、プラチナ触媒の650分の1の価格で同 程度の発電効率を得られる新触媒’ |
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やはりカーボンナノチューブが絡んでいますねー。 プラチナ触媒より安くできるといってもカーボンナノチューブ自体が高い。
安く作れる技術がなければ1g 5万円(単層。多層より単層の方が作るのが難しい)。 日本の安く作る技術があれば1g 100円。 燃料電池価格の4分の1がプラチナ代らしいからずっと安くできる。 そしてこのアドバンテージを生かせたなら世界で勝負していける。
燃料電池と次世代の蓄電池をあわせた "夢の発電蓄電池"。 阪神淡路復興と共に歩んだ薄型テレビは "夢のテレビ" だった。 復興と共に歩む技術はひょっとしてこれかもしれない。 一応 一つの候補ということで。
製品的に言えば自動車ってことになる(家庭用燃料電池も)。 世界のテレビを変えてしまったように 世界の自動車を変えてしまった、というシナリオも描ける。
これだけ核と電力に苦しんでいる真っ只中にあって かすかに見える希望。 本当にこれを物にできたなら...
‘蓄電できる太陽電池 信大教授らが開発 ’ |
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Reply 自己レス 地震 復興 |
震災復興と共に歩む技術は何なのか。 以前からここで "2012年蓄電池産業がブレイクする" と何回か書いてるけど、ひょっとしてエネルギー関係の技術かもしれない。 リチュウムイオン蓄電池は韓国中国に食われてしまっていて これはブレイクスルーを起こさないと難しい。 それならいっそのこと一世代飛び越えた技術にチャレンジとなるが、有望な技術はどこまで来ているのか、まだはっきりとはしていない...
この "蓄電できる太陽電池" でも応用されているフラーレン、あるいはカーボンナノチューブ(フラーレンの一種) あたりが結構匂う。 カーボンナノチューブに関しては最近 大量生産技術や金属にコーティングして焼き固める技術が開発された。
ひき続きウォッチしていく。
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Reply 自己レス 地震 復興 |
シャープの液晶テレビは 震災(阪神淡路) の復興と共に歩んだような先進技術&世界商品だった。
失われた20年といっても 気がついてみれば日本の技術が世界の隅々にまで行き渡っていた。
たぶん、この震災後にも復興と共に歩むような技術が現れる。 そしてその技術は磨かれ育てられ世界の隅々にまで行き渡る。
それは何なのか& どの企業なのかは まだちょっとわからない。
今一番 目の色が変わっているのは日本の技術者たち。 政治家や公務員では長い復興の道のりを力強く押し続けていく力に乏しい。(もちろん行政サービスの援助の力は大きい) やっぱり 技術と物作りに関わる人たちが復興のキーマン。
>> しかし、この苦しい20年間に大きな成果が獲得されたことを、見過ごすべきではない。 アメリカからの要求と円高に対応していく過程で、賃金だけでなく流通コストや公共料金などが大きく低下し、日本は世界一の高物価国から、世界有数の低コスト国に生まれ変わり、日本企業は著しくスリムになった。
また海外に生産をシフトしたことで、日本は輸出基地から世界経営の本社へと機能を変えており、いまや日本企業が海外で膨大な雇用を生む状況になった。加えて日本企業はハイテク素材や部品、装置などで技術優位を獲得した。
これらの、困難な時代の努力の成果は、2010年代、地政学環境が変化する中で顕在化してくるはずである。 <<
(『地政学が日本経済に味方、「失われた20年」がいよいよ終わる』 より - (これは地震前に書かれた文章) )
ひょっとしてソニー? ソニーの遺伝子が覚醒するかもしれない。 あるいはNEC、いや東芝、か 合弁のベンチャー。 それかまたまたシャープ。
こんなことを言うのは まだまだ早くて今は危機から脱出している最中であるけれども、エンジニア達の開発に取り組むモチベーションは以前とは全然違っている。 なんとかして復興の礎(いしずえ) となる技術& 産業を生み出そうとしている。