ネットの大海に放つ詩
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ネットの大海に放つ詩 |
「ポニィテェルの君へ
前略。以前のように頻繁に逢わなくなって長いですがいかがお過ごしでしょうか。
この前君の家を訪ねる夢を見ました。
君の家は前と変わらず、ペットの犬も元気で本棚の本が少し増えていました。今は家が建築されているはずのあの空き地は、当時のまま草が茂っていました。そうです、二人で散歩に良く行ったあの空き地のことです。
昔、君の家に泊まりに行った時(あの二人で褥を共にした日です)の事を思い出しました。
中学生の君はあの日もピアノでエリィゼを弾いてくれました。僕は君の旋律を聞くと本を読みながら眠ってしまうのでした。
今はピアノはやめてしまったのですか。だとしたらとても惜しいなァ。僕は君の弾くエリィゼが好きだったから、出来たらもう一度聞きたいのです。
少し懐かしい話をしてしまいました。君は今どうしてるかな。もしかして結婚して子供がいるかもしれません。
もし可能ならまた連絡をくれませんか。」